サービサーと言いますと、大袈裟ですが要するに
債権回収屋さんです。
サービサーに債権譲渡されて、困ってる方は、書籍
などで調べますが、私の経験上、有効な書籍はあり
ませんでした。
このサイトには、サービサーとの交渉までも、具体
的に解説していますので、当サイトを有効にご活用ください。
当サイトの内容は、私が個人的に体験したことを
もとに、構成しています。当サイトの内容を実際に
行動して起こった事由に対して、当管理者は一切関知
いたしません。ご了承ください。
管理者への連絡はこちらのEメールへご連絡ください。
サービサー対策へようこそ
当ホームページでは住宅ローンが滞り、債権がサービサー(債権回収会社以下サービサーと記述) などへ譲渡され、不安な気持ちをお持ちの方に、分かり安く説明したWEBサイトとなっております。
破産や競売への第一歩としては、サービサー側へ債権が譲渡されますと、レッドカードの一歩前の状態です。
危険な状態であるということは、深く認識しておいてください。
さて、サービサーとは何?と思っている方が大半だと思いますので、まずはサービサーとは具体的になにを行っている機関なのか?
サービサーへ債権が譲渡されたらどういう問題がおこるのか?
またこの機関がどのような業務をおこなっているのか?
具体的な事例や簡易な説明で解説していきたいと思います。
言葉足らずなところが、あるとは思いますが、末永く宜しくおねがいします。
また、今現在競売にかけられている方、任意売却を検討してる方へも、有効な打開策を提示していきたいと思っております。
このホームページを有効に活用することにより、自宅を取り戻し、債務を大幅に減額させることが可能です。諦めず、新たなる人生を手に入れてください。
私自身も過去に事業の倒産による結果、債権譲渡が繰り返され、当時は恐怖を感じながら生活したものです。負債総額は一億四千万。 少しでも参考になると思いますので、そちらのほうも参考にしてください。
ブログも定期的にではありますが、更新してますので、ご参照ください。
サービサー誕生
サービサーという機関が誕生する前は、債権回収するには本人か弁護士などしか債権は回収できませんでした。
バブル崩壊する前などは、不良債権問題なども今ほど多くもなく、債権者本人や、弁護士などで、十分処理ができていたようです。
しかしバブル崩壊後の以上ともいえる莫大な不良債権が発生し、本人や弁護士などだけでは処理しきれなくなりました。
そこでサービサー法の施行(2000年三月)により、債権回収会社というものが生まれました。
サービサー法の施行により、今現在では100社以上の債権回収会社があります。銀行系、投資銀行、政府系、外資系、ノンバンク系など様々な母体があります。
サービサー自体、法の施行により生まれた機関ですので、きちんと法に沿った手順を踏襲して、債権を回収してきます。
債権回収会社といいますと、怖い機関のように思われますが、サラ金などの追い込みに比べ、びっくりするぐらい、対応が易しいです。 びびらないように、対処してください。
サービサーという機関は、きちんと国の認可を貰い運営している法人です。 闇金などとは違い、信用第一の法人です。その部分をきちんと理解しましょう。
サービサー(債権回収会社)実態
法曹界専門雑誌に「法務大臣官房司法法制調査部債権回収監督室長」の寄稿が掲載されてましたので、以下抜粋します。
平成十一年時点で、認可されたサービサーは30前後のようです。
当時30社全体で8兆近くの不良債権を扱っていましたが、回収できた金額は二千億前後のようである。 回収率で言えば二%前後である。この記述からこのようなことが推測されます。
不良債権は五%前後で売り買いされているということ
この部分の記述から、このような数値を推測できるわけです。非常に重要なことなので、覚えておくと良いと思います。
この記述で興味深いのは、日本にサービサーという機関は30前後しかないというところです。
現在の日本の不良債権の状態を考えると、これだけの数では業務が捗らないと思われがちですが、サービサーという 機関が乱立することに比べれば、非常に好ましいことだと思われます。
サービサーが多くなると、債権回収の方法も今と違ってくるかも知れませんので・・・
営利企業としての生き残りをかけてきますからね・・・どの企業も・・・サービサーの業務内容
基本的に抵当権者(銀行)から買い取った債権を使い、債務者から借金を回収するのが主な業務です。
抵当権者から債権を譲り受けたサービサーは、買い取った額面より多く債務者からお金を取ろうとします。
当たり前ですよね。会社として存在しているのですから、利益のでない慈善事業をしているわけではないので・・・
サービサーは額面いくらで買い取るのか?
具体的な数字は確認する方法はありません。
債務者がサービサーに情報開示を求めても絶対に額面金額をしることはできません。
当たり前ですよね?買い取った金額を知られることは、業務に多大な支障がでるわけですから・・・
サービサーの業者に嫌がられそうなので、具体的な数字を書きたくないのですが、不良債権はおそらく二〜三%程度で売り買いされてると推測されます。 五%前後と思っておいてください。
ちなみに、債権譲渡された金額をサービサーや銀行に聞いても絶対に教えてくれないので、聞かないようにしてください。 心証が悪くなり、後述しますが今後の交渉に響く恐れがあるので、気をつけてください。
サービサーが最終的にめざすこと
譲ってもらった債権譲渡金額よりも、多く債務者から回収できればよしとします。
基本的に借金の性質として、お金のない人からは回収できません。
無理に払おうとするから、破産したり、サラ金地獄に陥るのです。 事前に知識としてあると、ないでは大きな違いなのでしっかりと頭にいれてください。
サービサーも営利を追求している会社です。 慈善事業でしているわけではないので、サービサー側にも利益がでるように、債務者の方も考えることが重要です。
サービサー側も莫大な不良債権の業務があり、基本的に面倒な手続きを踏みたくなく、債務者側から、具体的な金額の提示を行えば、 あまりに低い金額を提示しないかぎり、解決する場合が多いです。
私の場合ですと、一千万近い債務が、サービサーへの支払いが数十万で済んだところもありました。もちろん数多くの折衝はありましたが・・・
このように考えますと、サービサーに債権譲渡がされた場合、むしろチャンスと捉えてもよいと思われます。
サービサーとの交渉は、弁護士などに頼むのが一番よいですが、そもそもサービサーから連絡がくるような方に、弁護士費用など払えないと思われます。
専門に扱う業者もいるようですが、カモにされないように気をつけてください。
何はともあれ、まずあなた自身が確実な知識を身につけることが、先決だと思われます。
自ら作った負債は、自らで解決しましょう。 今後の人生においても、確かな自信にもなると思われます。
借金払えないものは・・・
保証会社からサービサーに債権が譲渡された方は、かなりおられると思います。
実際、私の知人も保証会社からサービサーに債権譲渡され、一時期かなりビビッていました。
サービサーを詳しく説明してあげたら、多少ですがホッとしたようです。上記にも書いていますが、 サービサーも、コンプライアンスを遵守してますし、利益をだすために、日夜頑張っている会社です。 黒幕としてどのような人が関わっているかは、推測しかねますけど。
ですから必要以上に恐れる必要もありませんし、払えないものは、担当者の方と腹をわって話してください。 あからさまに低い金額を提示しない限り、サービサー側も解決の糸口を提供してくると思います。
サービサーまで債権が流れてしまっている方は、かなり返済も難しい方だと思いますし、 基本的にサービサー側も全ての債権を回収できるとは思っていません。
互いに譲歩する形をとれば、いくらでも解決の糸口は見つかるものです。
誤解のないように言っておきますが、返済する資力があるのに、借金を返さないの駄目ですよ? それは所謂踏み倒しです。
返す資力がない方は、サービサー側と話合ってみるべきです。