債務整理後の住宅ローンについて総論
債務整理と住宅ローンの関係についてお話します。
なお、債務整理後と言いましても、ケースバイケースで多岐にのぼります。 事例を交えて、解説しますね。
まず、債務整理後と言う前に、債務総額が大きいのか?小さいのか?で話を勧めます。 そうでないと、債務整理する必要もないのに、競売にかけるケースがありますので。
三年前後の分割方式で返済の見込みがあるならば、特定調停、任意整理を選ぶと良いです・ たいして時間もかかりませんし(三年)完全に返済するのですから、債権者も嫌とは言わないと思います。
住宅を今後も守っていこうと思うならば、民事再生法を利用する。
ここで例を出すと、住宅ローンを除いた債務額が3000万を超えているならば、一般民事再生法 を利用する。ただ一般民事再生法は、住宅ローンについている抵当権以外がついてる場合、住宅ローン特則 を使うことができない(確かそうだったと思う。個別具体的な見解は、専門の弁護士や機関に相談すること) ということは、この例で言うと、民事再生法を利用しても、住宅を手放すことになる。
冒頭のトップページで書いてあったように、民事再生法を利用しても、債権者と協議をして債務を 減額してもらうのと、それほど違いはないと思う。
では、完全に債務整理した後の問題として、今後一切ローンを組むことができないのか? と言いますと、信用情報機関にあなたの事故情報が登録されている間は、住宅ローンはおろか、キャッシングの借り入れさえ無理です。 自己破産なら10年前後、任意整理や特定調停ならば五年前後が一つの目安になります。
債務整理後の期間が過ぎれば、住宅ローンも必ず組めると言うわけではありませんよ? 事故情報が末梢されたから、すぐ組めるというものではありません。
もしも、住宅の購入を再度考えてる場合、個人でもてるクレジットカードなどの申請をしておいて、何枚か 所有し、金融関係の自己経験者と思われないようにしたほうが良いです。
いくらなんでも、30代後半で、カード一枚持ってないのはおかしいですからね。(カードが嫌いな方もいますが)
ちなみに、事故情報が消える起算日は、事故処理完了日から計算します。 完済時の日時から計算して、8年前後はかかると思ってください。
ただ、事故の情報を削除するか、しないかは任意規定です。絶対に削除されるわけではありません。
サービサーと言いますと、大袈裟ですが要するに
債権回収屋さんです。
サービサーに債権譲渡されて、困ってる方は、書籍
などで調べますが、私の経験上、有効な書籍はあり
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このサイトには、サービサーとの交渉までも、具体
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もとに、構成しています。当サイトの内容を実際に
行動して起こった事由に対して、当管理者は一切関知
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