債務整理後のクレジットカードは?
債務整理後のクレジットカードのことについて、最近よくメール相談がきますので 今一度事例を交えて、解説します。
予め言っておきますが、債務整理というのは、皆さんが思っている以上に深刻な問題 を内含してます。きちんとしたアドバイスは、専門の弁護士などに相談してください。
質問が多い順に、個別に解答していきます。
一、債務整理をすることによるメリットやデメリットは?
個別ページでも述べましたが、負債額が大幅に減る場合があります。 近年、過払い金訴訟の問題などが新聞でも述べられてますよね。 理由としては、法低金利以上の貸付をしている場合が多々あり、 法定金利になおした場合、長期借入契約を結んでいたとすると、借金が全くなくなる場合がある。
二、債務整理後に、クレジットカードは作れますか?
無理です。債務整理にも種類がありますので一概には言えませんが、
自己破産の場合ならば、個人信用情報機関に7年から、8年前後は事故情報として載ってしまいます。
自己破産した場合、官報に載ってしまいますが、これらの情報を収集している金融機関もあります。
したがって難しいと言うのが現状です。債務をきちんと完済した方ならば、官報には載りませんので
、完済後の年数によってはクレジットカードも作れると思います。
三、債務整理したのですが(自己破産を含む)クレジットカードを所有する家族に何らかの影響がでますか?
でません。安心してください。普通に考えてこんなことはありえません。 家族に影響があるとすると、現在の国民の自己破産の推移を見る限り、ほとんどの方が借入ができなく なってしまいます。したがって債務整理をしたからといって、クレジットカードがもてなくなるという ことはありません
四、任意整理と自己破産はどっちが良いのでしょうか?
どっちが良いというものではありません。そもそもこの質問の趣旨はおかしいです。 なぜならば、任意整理と自己破産というものは、債務の性質の違いから、個別に分けて考える必要があるのです。
例えばですね。借金があったとしても、返済が可能であるならば、自己破産はできません。 債務があるから、自己破産可能と考えるのは短絡的です。
返済可能であると、見込みがあるのですから、任意整理という形をとるわけです。
近年とりわけ多い、クレジットカードなどによる自己破産の場合は、破産する方が、
債務を返済する力、能力がなくなったから自己破産できると認定をうけるわけですから・・
自分の意思で自己破産ができるわけではありません。ちなみに、金融会社としても、返す目途 のたたない方の自己破産は、損金の処理によって全てマイナスになるわけではない。
それと、これは非常に重要なことですが、自己破産をしたとしても、保証人や連帯保証人がいる場合は
、その方が債務を引き継ぐことになります。共倒れになる危険があるのです。
ですから私は、当サイトで、債務減額の方向にもっていくべきだと言っているわけです。
サービサーと言いますと、大袈裟ですが要するに
債権回収屋さんです。
サービサーに債権譲渡されて、困ってる方は、書籍
などで調べますが、私の経験上、有効な書籍はあり
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このサイトには、サービサーとの交渉までも、具体
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